N(B) .. BO シリーズのチャンバー炉は、有機物量が多い、もしくは気化率が高いプロセスに使用されます。この炉のシリーズは、コントロールされていない温度上昇の間に損なわれない製品に適しています。製品や不純物も、このチャンバー炉なら引火により確実に灰化されます。例えば、引き続く焼結によるクラスタ形成の残留蝋除去や、酸化物触媒の煤/燃料残留物を除去するための熱方式洗浄があげられます。チャンバー炉は電気またはガス加熱式です。電気加熱式の炉N .. BOは、正確な温度による処理と温度の正確性が求められるゆっくりとしたプロセスに利用されます。また、安全上の理由から、可燃性混合ガスに点火するようにバーナーを内蔵しています。 可燃性成分の集積を予防し、安全な熱処理を保証します。
ガス加熱式のNB .. BO炉は、500 ℃以上に素早く到達しなければならない早いプロセス用に考案されました。
不要な有機物の焼結は、500 ℃以上で行われます。その後のプロセスにおいても、最高温度1400 ℃(電気加熱式)または最高温度1000 ℃(ガス加熱式)で引き続き行われます。
安全な操作のために、炉の戸はプログラム開始時にロックされ、プロセス終了後に温度が設定値以下に下がってから初めて開けることができます。燃焼装置の発火に支障がある場合やガスが不足すると、プロセスは中断されます。
チャンバ−炉 N 100 BO - N 650/14 BO、電気加熱式、ガス式点火炎
- 最高温度 1000 °C 又は 1400 °C
- 炉空間最高 650 リットルの標準サイズ、その他のサイズのご要望にも対応
- 燃焼ガスを受け止める煙出し
- 全自動式温度調節
- 最適な熱方式アフターバーニング (TNV)
- 天然ガスまたは液化ガス(LPG)による点火炎
- 操作説明書の枠内における規定どおりの使用
チャンバ−炉 NB 300 BO および NB 650 BO、ガス加熱式
- 最高温度1000 °C
- 炉空間最高 650 リットルの標準サイズ、その他のサイズのご要望にも対応
- 一体型熱方式アフターバーニング (TNV)
- 天然ガスまたは液化ガス(LPG)によるガスバーナー
- 操作説明書の枠内における規定どおりの使用