不活性残留脱バインダー用のプロセス容器
特定のプロセスでは、不燃性保護ガスまたは反応ガス下でのチャージの脱バインダーが必要です。これらのプロセス用には高温壁レトルト炉(NR.. または SR.. モデルを参照してください)を推奨します。これらのレトルト炉では、結露の堆積を最大限に防止します。
VHT 炉内でもプロセス中に少量の残留バインダーの漏れを防ぐことができない場合は、それに対応するようにレトルト炉を設計しなければなりません。
炉室には、プロセス容器が装備されています。このプロセス容器には、 排ガスフレア装置への直接排出口があり、排ガスを直接排出します。このシステムによって、脱バインダーの際に発生する排ガスによる炉室の汚染を大幅に低減します。
排ガスの成分に従って、排ガスラインにその他のオプションを実装できます:
- 排ガス焼却用の排ガスフレア装置
- バインダーの分離用の結露トラップ
- プロセスによっては浄化装置で排ガスを後処理
- 加熱排ガス排出で排ガスライン内の結露の堆積を防止