組み合わせ炉 LHT 08/17 BO はマッフル炉 L ../11 BOを補足して、高温での焼結が後に続く、600 °C までの脱バインダー処理プロセス/灰化プロセスのためのソルーションを提供します。 最高温度の仕様が 1750 °C なので、プロセス温度が1700 °C 以下の場合に LHT 08/17 BO を投入できます。 この炉はサイズがコンパクトなので、研究開発での適用にすばらしく適していますが、積層造形した小型の部品の脱バインダー処理と焼結にも適しています。 この炉は、灰化プロセスの後で、1050 °C を超える温度でサンプルを処理しなければならない強熱減量測定でも使用できます。
組み合わせ炉 LHT 08/17 BO には受動的安全システムと統合された排気後処理が装備されています。 排気用ファンで、裏壁を通して炉室に新鮮な空気を供給します。それにより、プロセスに絶えず十分な酸素が供給されます。 流れ込んだ空気は炉のヒーターに沿って流れ、その際に予熱されるので、適切な温度均一性が確保されます。 同時に、発生した排気ガスは、炉室から統合された後燃焼装置に流れて、そこで後燃焼と触媒反応により洗浄されます。