N 7/H - N 641/13 モデル用のガスパージボックス

保護ガス下での熱処理用に、保護ガス送入口と排出口のあるアニーリングボックスが装備されています。大きいワークを熱処理しなければならない場合には、ガスパージのあるボックスを使用します。ご要望があれば、弊社のテストセンターで試運転できます。扉が下方向に開くN 61/H炉モデルまでは、ガス管のダクトは扉覆いの上の領域を通ります。扉が上方向に開く大きい炉では、供給管は下の扉覆いを通ります。 ボックスは、保護ガス管経由で、アルゴン、窒素、または、フォーミングガスなどの不燃性保護/反応ガスで加圧されます。ガスパージ用には手動および自動ガスパージシステムを使用できます。使用できる保護ガスと納品可能な手動および自動ガスパージシステムについては、52 ～ 53 ページを参照。 ボックスを充填した後で、ボックスを密封して炉の外側で予備洗浄します。最後に、ボックスを予備加熱した炉に入れます。ガス量はプロセス洗浄量に低減できます。熱処理の後で、ボックスを炉から取り出し、チャージ をボックスから取り出して、焼入れ媒体に入れます。トングで容易につかめるように、部品にビンディングワイヤーを取り付けることを推奨します。 温度の計測は、ボックス内でシース熱電対タイプ K をデジタル表示デバイスまたは温度レコーダーに接続して行います。 ボックスは閉じた状態で冷却テーブルの上で冷却できます。この用途では、保護ガス流量が増加します。

• 最高温度 1100 °C
• アルゴン、窒素、フォーミングガスなどの不燃性保護/反応ガス用（国内規制を遵守してください）
• ガスパージボックスには、ファイバーシール、蓋、ボックス底部にある管経由の保護ガス供給があります
• クイックカップリングで保護ガス接続をホース接続と接続します（内径 9 mm）
• 保護ガス送入口と排出口の配管は炉覆いを通ります
• 耐熱性材料 1.4841 (DIN)
• 温度表示または 装入制御用のチャージ熱電対タイプ K