長さや重量のあるワークの熱処理には弊社の箱型炉が最適です。通常は屋内クレーンを使って装入します。強力な空気循環で炉の温度は最高850 ℃まで上がり、温度均一性を保ちます。また最高温度1280 ℃の箱型炉も五面加熱で温度均一性に優れています。またこの炉はガス加熱仕様も可能です。ワークの重量や長さに応じて部品を設計し、シャフト型や箱型炉、空気循環型などの炉をお客様のご要望に合わせて製造します。
- 最高温度 850 ℃、熱風循環のある炉向け
- 最高温度 1280 ℃、輻射加熱のある炉向け
- 電気またはガス加熱式
- 空気循環炉向けの長手両端加熱
- 四面加熱 900 ℃と1280℃型には積載用のシリコンカーバイトボード製底板
- 蓋は炉モデルによって手動または両手操作式電気油圧駆動
- 炉の下方に配備した閉鎖可能な空気取込み開口部
- 蓋に取り付けた閉鎖可能な排気開口部
- 停止温度を調節できる温度リミッターで炉とチャージを過熱から保護
- EC 規則 No. 1272/2008(CLP)に基づいてヒトに対する発がん性がないと分類されている断熱材だけを使用。ヒトに対して発がん性がある可能性があると分類されているケイ酸アルミニウムウール(RCF ファイバーとも呼ばれます)は使用していません。
- 操作説明書の枠内における規定どおりの使用
- タッチスクリーン操作のコントローラー C540(それぞれ 20 のセグメントのある 10 のプログラム)
- ナーバサーム・コントローラー用NTLog Basic、プロセスデータをUSBスティックに記録
- PC 上で MS WindowsTM の ExcelTM を使用して簡単にプログラムを入力できるフリーウェア NTEdit
- PC 上で MS WindowsTM の ExcelTM を使用して点火を評価および文書化できるフリーウェア NTGraph
- モバイルデバイスで点火をオンライン監視できる MyNabertherm アプリを無料でダウンロードできます。