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Nabertherm製の炉で医薬品を製造 – パートナー企業が新たな生産施設を落成

2025年1月24日、当社のパートナーであるPhi-Stone® AGは、フリントベックに新たな生産施設をオープンしました。これは未来に向けた大きな一歩です。この最先端のクリーンルーム生産施設では、8台の特注炉が重要な役割を果たします。

写真 左からTimm Grotheer(Nabertherm GmbH 社長)、Andreas Roth(Phi-Stone AG 取締役会会長)、Claus Ruhe Madsen(シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 経済・交通・労働・技術・観光大臣、CDU)

新しい生産施設には最新技術が導入され、GMP認定の環境で有効成分テトラポダール酸化亜鉛(Microbivac®)の生産能力を従来の年間50kgから年間3tへと大幅に増加させました。これは研究成果を産業規模に移行させる好例となっています。本生産施設の建設と8台の炉の導入に際しては、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州から約90万ユーロの補助金が出ています。

「当社は、8 台の炉の製造と納入を通じて、パートナーである Phi-Stone® AG の発展に貢献できたことを大変嬉しく思います。また、当社の炉が医療分野に貢献できることを誇りに思います。これは北ドイツの協力体制の最高の形です。」と、ナーバザム社のTimm Grotheer社長はコメントしました。