DH シリーズの回転炉床炉は狭い空間での連続熱処理するプロセスに最適です。鍛冶用ワークの予熱や鋳造前の鋳型の予熱などの予熱プロセス向けに設計されています。手動または完全自動方式で、コンポーネントを 1 つの位置に装入して取り出すことができます。回転炉床炉はコンポーネントの形状に合わせて調整される固定されたセグメントで回転します。回転速度と回転頻度はコントローラ経由で事前設定するか、または、手動で調整できます。
ロータリーハース炉はユーザーのスループット指定に相応して設計されます。炉のサイズはワーク形状を考慮しています。電気または高性能ガスバーナーにより加熱されます。温度領域次第で、ロータリーハース炉の空気循環の有無が設置されます。
- 最高温度 1300 ℃
- 最高温度 > 850 °C 輻射ヒーターがある場合は最高温度 1300 °C
- 最高温度 850 °C、高性能熱風循環でワークの熱伝達を向上させて、低温での温度均一性を最適化します
- 電気加熱式:
- ワイヤー発熱体で炉天井を加熱
- 最高温度 1300 °C の炉の場合は炉天井にある SiC 発熱体で加熱
- ガス加熱式:
- 直接ガス加熱: バーナーが炉室内で直接加熱
- 間接ガス加熱: バーナーが放射管内で加熱するので、チャージはバーナーの排ガスに直接触れず加熱
- 連続炉に比較して、非常にコンパクトな設計
- 一定運転温度での連続運転用
- テーブル径は最高 6000 mm
- 熱循環式炉および集水盤による直接ガス加熱式炉の場合は、回転テーブルとハウジングの間をさらに密封します
- 炉の下部にある回転駆動は、定義されていないセグメント内の移動、または、連続回転向けです
- 振動が少ないロータリーハース動作
- リフトドア経由で装入
- フットスイッチ、または、自動運転の場合は外部コンタクト経由で回転動作をトリガーします
- 必要な場合のメンテナンスドア
- 停止温度を調節できる温度リミッターで炉とチャージを過熱から保護
- EC 規則 No. 1272/2008(CLP)に基づいてヒトに対する発がん性がないと分類されている断熱材だけを使用。ヒトに対して発がん性がある可能性があると分類されているケイ酸アルミニウムウール(RCF ファイバーとも呼ばれます)は使用していません。
- 操作説明書の枠内における規定どおりの使用