モデル N 7/H - N 161/13 用のアニーリングボックス
アニーリングボックスは、グラニュール、パウダー、焼鈍炭を使用する熱処理、ロウ付けプロセス、または、バルク材用のチャージ容器として適しています。
機能と設備
アニーリングボックスを使用する作業
アニーリングボックスは熱耐性のある材料 1.4841 (DIN) 製です。上からの装入用の蓋が付いています。 ボックスの上部の縁にある円形密閉プロファイル内には、密閉のためにセラミックファイバーが充填されています。 プロセス中の酸化を防止するために、ボックスの中にはワークに対して中性の焼鈍炭があります。 ボックス内の酸素は焼鈍炭で結合されます。 熱処理の後で、ボックスを炉から取り出し、トングを使って蓋を開け、ワークを取り出します。 弊社のアニーリングボックスはロウ付けにも最適です。 ボックスは、適切なグラニュールを使った浸炭（はだ焼きまたはセメンティングとも呼ばれます）、および、粉体窒化または粉体ほう化処理でも使用できます。 この際には、ワークを浸炭グラニュール、窒化パウダー、ほう化パウダー、あるいは、適切な活性剤と一緒にボックスに入れます。
- 最高温度 1100 °C
- 蓋と密閉プロファイルのあるアニーリングボックス
- セラミックファイバーを使って蓋を密閉
- 浸炭および粉体窒化でも使用できます
- 耐熱性材料 1.4841 (DIN)
その他の製品
カタログ
可燃性または不燃性反応ガス下でのプロセス、塩浴槽内で行うプロセス、真空でのプロセス用の炉およびアクセサリーの幅広い製品群の包括的な概要については、カタログ「サーマルプロセス技術 2」をご覧ください。