機能と設備
RSRB シリーズのコンパクトな回転管状炉は、バッチ運転に最適です。作業管の回転によって、チャージが移動し続けます。また、管端が先細の石英ガラス製リアクターの特殊形状により、チャージは炉内に維持され、任意の時間熱処理が行われます。加熱時間は温度プロファイルに従って制御されます。
標準タイプ
- 最高温度 1100
- 1ゾーンタイプ
- 低い外部気温と高い安定性のための、二重壁構造で炉の後壁に空気吸入口がある、ステンレス圧延板製のケーシング
- EC 規則 No 1272/2008(CLP)に基づいてヒトに対する発がん性がないと分類されている断熱材だけを使用。ヒトに対して発がん性がある可能性があると分類されているケイ酸アルミニウムウール(RCF ファイバーとも呼ばれます)は使用していません。
- N タイプの熱電対
- 半導体リレーによる低騒音の加熱動作
- ヒーターエレメントは支持パイプに熱を放出します
- 両面開放式石英ガラス製の両端先細型リアクターを装備した、卓上型の管状炉
- リアクターを空にするためには炉から取り出します。取り出しは、ストラップレスの駆動装置と開口式の炉ケーシングにより、とても簡単です。(開始温度<180 )
- 駆動装置は約 1~40 回転/分で調整自在
- 操作説明書の枠内における規定どおりの使用
- ナーバサーム・コントローラー用NTLog Basic、プロセスデータをUSBスティックに記 録
- タッチスクリーン操作のコントローラーB510(それぞれ 4 つのセグメントのある 5 つのプログラム)
付加装置
付属装置
- 作業管内の温度計測による装入制御
- 温度均一性を最適化するための3ゾーン型設計
- ニップルのある両側が開いた石英ガラス製リアクターがチャージを管内でより良く混合します
- 気密型ロータリー式トランスミッションのある、不燃性のプロセスガスでの運用のためのガス化パッケージ 25
- 水素使用向けのガスパージパッケージ 4
- 作業管の排気用の真空パッケージ、使用するポンプによって最大 10‑2 mbar
- 左右傾斜機構なので作業管を容易に装入および取り外しできます:
- 充填するために、炉を右方向に傾けて、チャージを炉の中に送ります。熱処理の後で、炉を空にするために、反対側に旋回させて、製品をリアクターから再び送ります。リアクターを取り外す必要はありません
- 石英ガラス製混合リアクター: シャベルを統合してチャージの混合を改善します。片側は閉じており、反対側に大きい開口部があります。
- 回転炉はスイッチ装置およびコントローラー内蔵、キャスター付きで架台に設置
- 監視、文書化、制御用の VCD ソフトウェアパッケージのプロセス制御 および文書化
技術仕様
型式 | 最高 | 外形寸法2 mm | 管外径 最大 | Ø 接続端部 | 加熱長 | 恒温長1 | 管の長さ | 最大電源 | 電源 | 重量 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
温度1 | (卓上型) | +/- 5 K | 入力 | ||||||||||
°C | 幅 | 奥行き | 高さ | mm | mm | mm | 1ゾーン | 3ゾーン | mm | (kW) | 接続 | (kg) | |
RSRB 80/500/11 | 1100 | 1200 | 445 | 580 | 76 | 28 | 500 | 170 | 250 | 1140 | 6,6 | 三相 | 100 |
RSRB 80/750/11 | 1100 | 1450 | 495 | 630 | 76 | 28 | 750 | 250 | 375 | 1390 | 10,6 | 三相 | 115 |
RSRB 120/500/11 | 1100 | 1200 | 445 | 580 | 106 | 28 | 500 | 170 | 250 | 1140 | 6,6 | 三相 | 105 |
RSRB 120/750/11 | 1100 | 1450 | 495 | 630 | 106 | 28 | 750 | 250 | 375 | 1390 | 10,6 | 三相 | 120 |
RSRB 120/1000/11 | 1100 | 1700 | 495 | 630 | 106 | 28 | 1000 | 330 | 500 | 1640 | 13,7 | 三相 | 125 |
1管の外側での値。管内との温度差は50Kまで。 2外寸は追加装備を含む型によって異なります。サイズに関してはお問い合わせください。 |
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